三上靖史

三上靖史の略歴・プロフィール。みかみ・やすし(Yasushi Mikami)。映画プロデューサー。代表作は、プロレス映画「太陽からプランチャ」や「僕の中のオトコの娘」。いずれも窪田将治監督。

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映画「僕の中のオトコの娘」がモントリオール世界映画祭出品

2013年1月

三上靖史が製作をプロデュースした映画「僕の中のオトコの娘(こ)」が、2012年夏の「モントリオール世界映画祭」に出品された。その後、日本では、大阪市淀川区のシアターセブンなどでで公開された。

フォーカス・オン・ワールド・シネマ部門出品作

僕の中のオトコの娘は、カナダのモントリオール世界映画祭において、フォーカス・オン・ワールド・シネマ部門で出品された。 窪田将治監督の作品で、主演は川野直輝。

窪田将治監督

窪田監督の、モントリオール世界映画祭フォーカス・オン・ワールド・シネマ部門への出品は、「失恋殺人」「クレイジズム」に続き、3年連続。引きこもりの青年が、女装の世界に触れ、多彩な出会いから、一歩を踏み出す青春ドラマだ。

女装娘(じょそこ)

趣味や選択として女性の格好をする「女装娘(じょそこ)」となる主人公を軸にした作品。窪田監督によれば、キッカケは2006年。友人と新宿で飲んでいたとき、カウンターの隣にいたカップルと意気投合。2軒目に行った「二丁目の店」が女装バーだった。

「当時は今ほど知られておらず、映画の題材になる、と興味を持って話を聞きましたが、時期尚早で…」。時は流れ、テレビ番組に「女装家」が出演するようになった2011年、この企画を思い出し、映画化を決めた。

「スリーカウント」で女子プロレス

窪田監督は長編デビュー作「スリーカウント」で綴った女子プロレス界など元々、専門的な世界に生き、戦い続ける人々への尊敬の念が強い。女装の世界も同様、彼らへの応援歌の意味も込めた。「映画界も、狭くて小さな世界でしょ。周囲に何を言われても、やりたいからやる。今回の主人公は僕でもある」

東日本大震災

女装界が強調されがちだが、監督の撮りたかったものはもう一つある。家族のあり方だ。最後の場面で主人公と父は向き合う。

「多分、現実は父は何も言わない。でも言わせたかった。あの場面を撮りたくて、映画「僕の中のオトコの娘」を作ったようなもの」。家族のつながりが希薄な現代へ、思いをぶつけた。2011年の東日本大震災で、この作品が一時頓挫しかけたが「いま撮るべきだ」と諦めなかった。震災後、被災地に足を運んだ監督は「その思いは作品に出ていると思う」と振り返った。

3年連続

38歳の監督にも変化があった。2012年夏のモントリオール世界映画祭に家族を招待した。「3年連続で、もう2013年はないかもと思って」と笑いつつ、「僕も両親と向きあえる年齢になったのかも。この映画で一歩踏み出す勇気を持ってもらえたら」。

三上靖史の携わった作品一覧

●僕の中のオトコの娘(2012年)・・・エグゼクティブプロデューサー

●太陽からプランチャ(2014年)・・・プロデューサー

●想いのこし(2014年)・・・製作委員会

●これでいいのだ!!映画★赤塚不二夫(2011年)・・・製作委員会

●俺は、君のためにこそ死ににいく(2007年)・・・製作委員会